お葬式に参列する際、欠かせない法具の一つに「数珠」があります。
数珠は仏様やご先祖様、故人に手を合わせ心と心を通い合わせることの出来る、日本の仏教に伝わる大切な法具の一つです。
数珠には種類があり、宗派によっても違いがあるのをご存知ですか?
数珠の起源や使い方についても調べてみました。
数珠の起源
色々説はありますが・・・
ある国で国中に疫病が流行り、困っていた国王にお釈迦様が「百八の実をつないでいつも手にして心から三宝(仏・法・僧)の名を唱えなさい。そうすれば煩悩が消え、災いもなくなり、心身も楽になるでしょう」と説いたことから、法具の一つとして欠かせないものになっていったようです。
ある国で国中に疫病が流行り、困っていた国王にお釈迦様が「百八の実をつないでいつも手にして心から三宝(仏・法・僧)の名を唱えなさい。そうすれば煩悩が消え、災いもなくなり、心身も楽になるでしょう」と説いたことから、法具の一つとして欠かせないものになっていったようです。
数珠とは
数珠(じゅず)とは念珠(ねんじゅ)とも呼ばれ、元々はお経を読む回数を数える際に使われていた道具でした。それが後に、「人間が持つ108個の煩悩」を打ち消すために持つものとなり、「身を護る」などの有難い功徳があるとされ、持つ人の魔除け、厄除けとなり、福を授かると言われるようになりました。
数珠の種類・使い方
・略式数珠・・・宗派を問わず、すべての宗派が使う一重の数珠。
・本式数珠・・・各宗派ごとに決められた形式の数珠。二重の数珠で、108個の球数から仕立て上げ
られている。
いずれも男性用、女性用があり別々のものを身に付けます。
どのような場合も畳や椅子の上に数珠を直接置かないように注意し、使わないときはバッグなどにしまいましょう。
お焼香の際は、体の前に数珠をかけた左手を差し出して、右手で焼香します。
合掌する時は、数珠を両手の親指と人差し指の間にかけて行います。
・本式数珠・・・各宗派ごとに決められた形式の数珠。二重の数珠で、108個の球数から仕立て上げ
られている。
いずれも男性用、女性用があり別々のものを身に付けます。
どのような場合も畳や椅子の上に数珠を直接置かないように注意し、使わないときはバッグなどにしまいましょう。
お焼香の際は、体の前に数珠をかけた左手を差し出して、右手で焼香します。
合掌する時は、数珠を両手の親指と人差し指の間にかけて行います。
数珠を持つときの注意点
数珠は、持ち主の魂が宿る分身と言われています。貸し借りはせず、一人一人自分専用の数珠を用意するのが望ましいです。
またブレスレットタイプは、身を守るお守りとして普段使用するものなので、お葬式や法事などで数珠として使用するのはマナー違反とされています。
またブレスレットタイプは、身を守るお守りとして普段使用するものなので、お葬式や法事などで数珠として使用するのはマナー違反とされています。
まとめ
私達がお葬式の受付をお手伝いさせていただく際、身だしなみは常に気を付けているところです。周囲やその場の状況に合わせたものを、意識して身に付けるようにしています。
葬儀や法事に参列する際には、数珠を持つことがマナーとされています。
数珠には様々な種類があり、宗派によっても違いがあることがわかりましたが、華美ではなくご自身に合った、一生大切に使える数珠をお持ちになってはいかがでしょうか。
大切なことは、ご遺族様の気持ちを第一に考え故人のご冥福を心から祈ることだと思います。
葬儀や法事に参列する際には、数珠を持つことがマナーとされています。
数珠には様々な種類があり、宗派によっても違いがあることがわかりましたが、華美ではなくご自身に合った、一生大切に使える数珠をお持ちになってはいかがでしょうか。
大切なことは、ご遺族様の気持ちを第一に考え故人のご冥福を心から祈ることだと思います。