私たちがお葬式の受付に立たせていただく際、お香典をお預かりした会葬者様に返礼品の引換券、もしくは返礼品をお渡しすることがあります。
返礼品には、「会葬御礼品」や「香典返し」といった形のものがあります。
地域性や規模にもよりますが、返礼品にはどのようなもが選ばれているのか、また相場はどれ位なのか調べてみました。
返礼品とは
返礼品とは、通夜や葬儀に参列していただいた方に贈るお礼の品のことを言います。基本的には、お礼状を添えて贈ります。
「会葬御礼品」や「香典返し」など、お礼の形によって違った言い方をしますが、基本的にはお礼の気持ちをこめた品物という意味です。
「会葬御礼品」や「香典返し」など、お礼の形によって違った言い方をしますが、基本的にはお礼の気持ちをこめた品物という意味です。
返礼品の種類
葬儀での返礼品には、次のような種類があります。
会葬御礼品
香典の有無に関わらず、お葬式に参列していただいた方全員にお渡しする返礼品です。
弔問していただいたお礼として、お清め塩・挨拶状を添えてお渡しします。タオルやハンカチなど使えるもので、500~1,000円程度のものが一般的です。
弔問していただいたお礼として、お清め塩・挨拶状を添えてお渡しします。タオルやハンカチなど使えるもので、500~1,000円程度のものが一般的です。
通夜返礼品
通夜に弔問していただいた方に、お礼として渡す返礼品です。
通夜ぶるまいをする場合は必要ありませんが、通夜ぶるまいに参加されない方にはお渡しする必要があります。お茶やコーヒーなど、口にするものをお渡しします。
最近では、新型コロナウイルス感染防止対策の観点から、折詰のお弁当をお渡しする喪家様が増えているようです。
先日お手伝いさせていただいた葬儀では、ご自宅でゆっくり故人を偲んでいただきたいとの想いで、ワインとおつまみを詰め合わせにした宅飲みセットをお渡しされていました。
通夜ぶるまいをする場合は必要ありませんが、通夜ぶるまいに参加されない方にはお渡しする必要があります。お茶やコーヒーなど、口にするものをお渡しします。
最近では、新型コロナウイルス感染防止対策の観点から、折詰のお弁当をお渡しする喪家様が増えているようです。
先日お手伝いさせていただいた葬儀では、ご自宅でゆっくり故人を偲んでいただきたいとの想いで、ワインとおつまみを詰め合わせにした宅飲みセットをお渡しされていました。
香典返し
香典をいただいた方へ、お礼として渡す返礼品です。
忌明け(四十九日法要)の後に、忌明けの報告とお礼を兼ねて、挨拶状を添えて贈ります。神式では五十日祭、キリスト教では一か月後にお返しする場合が多いようです。
香典額の半分から3分の1くらいの品物をお返しするのが一般的です。会社などの団体で香典をいただいた場合のお返しは、個包装のお茶やコーヒー・焼き菓子などが好まれているようです。
最近では、お葬式の当日に3,000円程度の品物を渡す「即日返し」が増えています。会葬者様が帰宅後、ご自身の好みの商品をゆっくりと選んでいただくカタログも人気のようです。但し、高額のお香典をいただいた方に対してはこの金額では不十分なので、失礼にならないよう四十九日法要後に改めて返礼品を贈るようにしましょう。
また、当日受付にて会葬者様にお香典金額を申告していただき、その金額に応じた香典返しをお渡しするプランもございます。その際は、専門の受付スタッフが必要となりますので、ご興味がございましたらぜひ弊社へお問い合わせください。
忌明け(四十九日法要)の後に、忌明けの報告とお礼を兼ねて、挨拶状を添えて贈ります。神式では五十日祭、キリスト教では一か月後にお返しする場合が多いようです。
香典額の半分から3分の1くらいの品物をお返しするのが一般的です。会社などの団体で香典をいただいた場合のお返しは、個包装のお茶やコーヒー・焼き菓子などが好まれているようです。
最近では、お葬式の当日に3,000円程度の品物を渡す「即日返し」が増えています。会葬者様が帰宅後、ご自身の好みの商品をゆっくりと選んでいただくカタログも人気のようです。但し、高額のお香典をいただいた方に対してはこの金額では不十分なので、失礼にならないよう四十九日法要後に改めて返礼品を贈るようにしましょう。
また、当日受付にて会葬者様にお香典金額を申告していただき、その金額に応じた香典返しをお渡しするプランもございます。その際は、専門の受付スタッフが必要となりますので、ご興味がございましたらぜひ弊社へお問い合わせください。
返礼品の渡し方
返礼品の渡し方にもマナーがありますので、注意しましょう。
返礼品はのしに包む?
返礼品は弔事用ののし紙に包み、結び切りの水引をかけます。最近は掛け紙に水引を印刷したものを用いるのが一般的です。
水引の色は、関東では黒・白、関西では黄色・白を使います。蓮の花が印刷された掛け紙は、仏式専用です。キリスト教式の場合、水引はかけません。
水引の色は、関東では黒・白、関西では黄色・白を使います。蓮の花が印刷された掛け紙は、仏式専用です。キリスト教式の場合、水引はかけません。
返礼品の表書き
四十九日までは薄墨で、仏式の場合は「志」が一般的ですが、関西では「粗供養」も使います。この下に「〇〇家」「〇〇(姓のみ)」「〇〇〇〇(喪主のフルネーム)」のように記します。
神式・キリスト教式の場合は、「偲び草」などとします。
神式・キリスト教式の場合は、「偲び草」などとします。
返礼品を辞退された方への対応
お香典を持参したり、郵送してくださった方の中には、香典返しを辞退される方もいらっしゃいます。ご遺族のことを考え、なるべく負担をかけさせないようにというお気遣いの表れと思われます。このような場合は、お礼状や電話などで感謝の気持ちを込めた言葉を伝えるのが作法です。ほかにも、香典返しという形ではなく、お歳暮やお中元といった別の形でお礼に代えるという方法もあります。
返礼品でのタブー
・肉や魚などの生ものは「四足生臭物」といわれ、地域性や宗教上の理由もあって避けられていま
す。殺生を連想させることも仏事にはふさわしくありません。
・かつお節や昆布は、慶事を連想させることから避けた方が良いとされています。
・商品券などの金券は金額が分かってしまうため、あまり好まれません。避けた方が無難です。
す。殺生を連想させることも仏事にはふさわしくありません。
・かつお節や昆布は、慶事を連想させることから避けた方が良いとされています。
・商品券などの金券は金額が分かってしまうため、あまり好まれません。避けた方が無難です。
弔電をくださった方への対応
弔電をくださった方に対しては、返礼品をお渡しする必要はありませんが、お礼状は送りましょう。葬儀後、なるべく早い時期にお礼の気持ちを伝えてください。
まとめ
返礼品は、弔問していただいた方へのお礼の品、遺族の感謝の気持ちが込められた品です。
返礼品には種類があり、種類ごとにどのようなものをお渡ししたら良いのか、お渡しの仕方やタイミングがわかりました。
万が一の時に慌てないよう、お葬式に関しての様々な知識を持っておくことが大切です。
わからないことがございましたら、いつでもお問い合わせください。
返礼品には種類があり、種類ごとにどのようなものをお渡ししたら良いのか、お渡しの仕方やタイミングがわかりました。
万が一の時に慌てないよう、お葬式に関しての様々な知識を持っておくことが大切です。
わからないことがございましたら、いつでもお問い合わせください。