私たちは葬儀の受付の場に立たせていただいているため、葬儀において身に付けるもの・身だしなみは常に気にしております。葬儀という厳粛な場にふさわしいものを身に付け、身だしなみを整え参列することが故人や遺族に対する配慮ではないでしょうか。
今回は、意外に知られていない葬儀の場にふさわしい小物、身に付けてはいけないもの、身だしなみについて確認していきましょう。
時計は身に付けてよいのか
葬儀の際に腕時計を着けても良いのか、迷われる方が多いかと思います。
一般的には、時間を気にしているように見えるという理由や、装飾品ととらえられることから、身に付けるべきではないといわれています。しかし、近年は葬儀にふさわしい時計選びをすることでマナー違反にはならないとされています。
では、葬儀にふさわしい時計とはどのようなものでしょうか。
時計の色は、黒か白を基本とします。ベルトは黒の革製で光沢のないものを選び、金属製のベルトであればシルバーのものにします。葬儀ではフォーマルでシンプルな時計が最適です。高価すぎる時計や華美な装飾のあるものは、マナー違反になるので注意が必要です。
一般的には、時間を気にしているように見えるという理由や、装飾品ととらえられることから、身に付けるべきではないといわれています。しかし、近年は葬儀にふさわしい時計選びをすることでマナー違反にはならないとされています。
では、葬儀にふさわしい時計とはどのようなものでしょうか。
時計の色は、黒か白を基本とします。ベルトは黒の革製で光沢のないものを選び、金属製のベルトであればシルバーのものにします。葬儀ではフォーマルでシンプルな時計が最適です。高価すぎる時計や華美な装飾のあるものは、マナー違反になるので注意が必要です。
眼鏡の色
例えば、赤いフレームの眼鏡は葬儀ではNGなのでしょうか。葬儀では喪服を着用するため、眼鏡のフレームが明るい場合、意外と目立ってしまします。赤に限らず、白などもかなり浮いた印象になりますので気を付けましょう。
可能であれば落ち着いた色のフレームで、シンプルなデザインの眼鏡をご用意ください。用意が出来ない場合は、お焼香の時だけ外すなど、ご遺族への配慮があると良いかと思います。
可能であれば落ち着いた色のフレームで、シンプルなデザインの眼鏡をご用意ください。用意が出来ない場合は、お焼香の時だけ外すなど、ご遺族への配慮があると良いかと思います。
ネクタイについて
男性が着用するネクタイは、光沢のない素材で黒の無地を選びます。また結び目にディンプル(くぼみ)を作ってはいけません。ネクタイピンやカフスボタンなどの装飾品も葬儀ではタブーです。
ベルトの選び方
ベルトは、シンプルな無地のデザインのものを選びます。クロコダイルや蛇柄のものは、動物の死を連想させることから葬儀には適していません。また、華美な印象を与えてしまうことから、光の反射の少ない、フォーマルなバックルのベルトを選ぶようにしましょう。
靴
男女共に素材は、本革や合成皮革、布製のものとし、光沢感のあるエナメル素材は避けます。色は黒を選びましょう。
男性の場合、デザインはフォーマルなストレートチップ(つま先に横一文字の切り替えが入ったもの)の靴が適しています。つま先が尖っているものやカジュアルなデザイン、ローファーや金具の付いた靴は避けます。
女性の場合は、ヒールが3センチから5センチ程度のパンプスにします。長時間となることから、ヒールがないものが無難なような気もしますが、それではカジュアルな印象を与えてしまいますので適度な高さが必要です。また、リボンなどの装飾が施されているものもマナー違反です。あくまでシンプルなデザインを選びましょう。
男性の場合、デザインはフォーマルなストレートチップ(つま先に横一文字の切り替えが入ったもの)の靴が適しています。つま先が尖っているものやカジュアルなデザイン、ローファーや金具の付いた靴は避けます。
女性の場合は、ヒールが3センチから5センチ程度のパンプスにします。長時間となることから、ヒールがないものが無難なような気もしますが、それではカジュアルな印象を与えてしまいますので適度な高さが必要です。また、リボンなどの装飾が施されているものもマナー違反です。あくまでシンプルなデザインを選びましょう。
身だしなみの注意点
男性の髪型や、髭にも注意が必要です。光沢の出る香りのきつい整髪料は使用を控えます。派手なイメージや匂いで、相手を不快にさせてしまうこともあるので注意しましょう。また最近は、若い人でも髭を生やす人が多くなりました。無精髭に見えるような場合には、厳粛な葬儀の場にふさわしくないため、剃っておくほうが良いでしょう。但し、高齢の方で長い間伸ばしてきた髭や、きちんと整えられた、ビジネスシーンにおいても不快感を与えないような髭については問題ないといえるでしょう。
女性のメイクや髪型については→「お葬式でのメイク・髪型について」詳しくはこちら
女性のメイクや髪型については→「お葬式でのメイク・髪型について」詳しくはこちら
まとめ
私たちが葬儀の受付の場に立たせていただく際には、清潔で清楚な印象のもの、動きやすく美しい身のこなしができるもの、周囲やその場の状況に合わせたものを意識して身に付けるよう心掛けています。
身だしなみを整えマナーを守り参列することは、故人や遺族への配慮です。自分の好みではなくフォーマルな装いで、葬儀という厳粛な場にふさわしい物を身に付けられるよう準備をしておきましょう。
身だしなみを整えマナーを守り参列することは、故人や遺族への配慮です。自分の好みではなくフォーマルな装いで、葬儀という厳粛な場にふさわしい物を身に付けられるよう準備をしておきましょう。