コロナ禍であっても、葬儀に参列することはあるのではないでしょうか。葬儀を執り行う側は、感染対策に細心の注意を払っていることでしょう。では、参列する側の自分はどのような事に気を付ければ良いのでしょう。
新型コロナウイルスの流行により、葬儀においての新たなマナーについて確認しておきましょう。
コロナウイルス感染経路
新型コロナウイルスはどのような経路で感染するのか、改めて確認しておきましょう。
飛沫感染
飛沫感染とは、感染者の咳やくしゃみ、あるいは会話の中で生じる「しぶき」などに含まれているウイルスを、他の人が口や鼻などから吸い込むことによって生じる感染のことです。
接触感染
接触感染とは、感染者が咳やくしゃみを手で押さえた後、その手で周りのものに触れるとそこにウイルスが付着します。他の人がそれに触れるとウイルスが手に付着し、その手で口・鼻・目などに触れることにより生じる感染のことです。
感染が多い場所
コロナウイルスの場合、感染しやすい場所として考えられる要素は「3密」と言われています。3密とは「密閉・密集・密接」です。このような場所では、咳やくしゃみがなくても感染するとも言われています。
葬儀参列時の注意点・新たなマナー
葬儀当日の体調
コロナ禍においての葬儀参列の際は、ご自分の体調に気を付けることが大切です。少しでも体調がすぐれない時には、万が一の事を考え、無理をせず辞退することがご遺族への配慮です。多くの葬儀社では、体調不良や37.5℃以上の発熱、咳などの症状がある方の参列はご遠慮下さい、といった内容の案内が出ています。
マスクの着用
以前は、葬儀でマスクを着用することに対して、失礼にあたるのでは?と心配される声もありました。しかし、新型コロナウイルスの流行に伴い、マスクをすることが新たな葬儀参列時のマナーとなっています。
マスクの色は白。葬儀というと黒のイメージもありますが、黒のマスクはカジュアルな印象を与えることもあるため、あまりお勧めできません。また、感染予防としてウレタンマスクは効果が落ちると言われていることから、不織布のマスクが最適です。
マスクの色は白。葬儀というと黒のイメージもありますが、黒のマスクはカジュアルな印象を与えることもあるため、あまりお勧めできません。また、感染予防としてウレタンマスクは効果が落ちると言われていることから、不織布のマスクが最適です。
葬儀会場での手指消毒
ウイルスは、どこに付着しているのか目には見えないものです。葬儀会場には、入り口や控室など様々な場所に消毒液が設置されていますので、必ず手指消毒を行いましょう。
会話と人との距離
前述にあるように、主な感染経路は飛沫や接触によるものです。飛沫は1~2m程度飛ぶと考えられており、近い距離で向かい合った状況での咳やくしゃみ、会話は感染リスクが高まります。会話をする際には距離を保ち、必要最低限にとどめることを心掛けましょう。
葬儀受付において注意すべきこと
現在のコロナ禍で、私どもが葬儀の受付をさせていただいている経験から、注意点をいくつか挙げてみたいと思います。
・受付でのご挨拶やご案内の際にマスクを着用しているため、お互いの声が聞き取りにくく不便を
感じることがあります。葬儀ではご高齢の方もいらっしゃいますので、慌てずにゆっくりとお伝
えするように気を付けましょう。
・たくさんの方の対応をする受付では、感染防止対策を徹底します。芳名カードをご記入される記
帳台やボールペンは、こまめにアルコール消毒を徹底します。
・お香典の集計では現金に触れるため、接触感染の面でも特に注意が必要です。
このように、コロナ禍に於いての葬儀受付は感染リスクが高いと言えます。そこで、コロナ禍での新たな葬儀のかたちとして「葬儀受付代行」のご利用が大変多くなっております。弊社の専門スタッフが、徹底した感染防止対策を行い受付を致しますので、安心してお任せください。
・受付でのご挨拶やご案内の際にマスクを着用しているため、お互いの声が聞き取りにくく不便を
感じることがあります。葬儀ではご高齢の方もいらっしゃいますので、慌てずにゆっくりとお伝
えするように気を付けましょう。
・たくさんの方の対応をする受付では、感染防止対策を徹底します。芳名カードをご記入される記
帳台やボールペンは、こまめにアルコール消毒を徹底します。
・お香典の集計では現金に触れるため、接触感染の面でも特に注意が必要です。
このように、コロナ禍に於いての葬儀受付は感染リスクが高いと言えます。そこで、コロナ禍での新たな葬儀のかたちとして「葬儀受付代行」のご利用が大変多くなっております。弊社の専門スタッフが、徹底した感染防止対策を行い受付を致しますので、安心してお任せください。
まとめ
コロナ禍で葬儀を行うために、主催者側でも感染防止対策を万全に行ってくれていますが、参列する側も新たなマナーとされることを守って、大切な方とのお別れをしていただきたいと思います。
長引くコロナとの戦いで、様々な場面で新たな生活様式ができています。葬儀に於いても、新しい形を取り入れ対策を講じながら、古くからあるものを無くさずに守っていくべきものであると考えます。
長引くコロナとの戦いで、様々な場面で新たな生活様式ができています。葬儀に於いても、新しい形を取り入れ対策を講じながら、古くからあるものを無くさずに守っていくべきものであると考えます。