葬儀参列の準備

2023年04月20日
ブログ

社会に出ると人間関係が広がり、お付き合いの中で冠婚葬祭へ出席することもあるかと思いますが、その時に備え、何か準備はされていますか？特に葬儀は、いつ参列することになるかわかりません。いざという時に慌ててしまうことのないよう、事前に準備しておくべきものについて確認しておきましょう。

葬儀参列

葬儀参列においては、立ち居振る舞いはもちろんのこと、服装や持ち物にもマナーが求められます。社会人として恥ずかしくないように、またご遺族に不快な思いをさせない為にも、事前に準備しておくことをお勧めします。では具体的に、どのようなものが必要なのでしょうか。

喪服の準備

≪男性の場合≫
　　・ブラックスーツ・・・ビジネススーツではなく弔事用の漆黒のものを選ぶ
　　・白いワイシャツ・・・織り柄入りやボタンダウンのものは避け、平織りの無地のもの
　　・黒のネクタイ・・・無地で光沢のないもの、ディンプル（くぼみ）を作らずに着用する
　　・黒の靴・・・紐で結ぶタイプの革靴、金具のないシンプルなデザインのもの
　　・黒のベルト・・・シンプルなデザインのレザー素材、バックルはシルバーのもの
　　・黒の靴下・・・光沢がない無地もの

≪女性の場合≫
　　・ブラックフォーマル・・・ワンピースやアンサンブルなど肌の露出を避け、スカートは膝下丈　　　　　　　　　　　　　　　
　　・黒のパンプス・・・ヒールは低めで光沢のないシンプルなデザインのもの
　　・黒のストッキング・・・弔事用、薄手で光沢のないもの
　　・ネックレス・・・一連の真珠が定番
　　・バッグ・・・黒の布製、光沢がなく飾りが無いシンプルなデザインのもの

「お通夜・お葬式での服装」詳しくはこちら

袱紗（ふくさ）の準備

袱紗（ふくさ）とは、冠婚葬祭においてご祝儀や香典を包むのに用いられる布のことです。弔事用の袱紗は、寒色系のものが適しています。マナーとして、香典を袱紗に包んで持参するようにしましょう。

「袱紗（ふくさ）について」詳しくはこちら

数珠の準備

数珠は仏具のひとつであり、葬儀では故人への供養の意味を込めて用いられています。必須ではありませんが、仏式の葬儀では、参列者のほとんどの方が持参されています。数珠は、仏具専門店から百貨店、コンビニや100円ショップでも購入可能です。自分に合った数珠を選び用意しておきましょう。

「数珠について」詳しくはこちら

まとめ

社会人のマナーとして、急な訃報に備え、喪服一式を揃えておくことをお勧めします。厳粛な場である葬儀では、その場に相応しい服装で参列するようにしましょう。
わたくし達が葬儀受付のお手伝いをさせていただく際感じますことは、若い方は慣れない葬儀で服装や持ち物、立ち居振る舞いに戸惑う方が多いということです。葬儀に参列する機会はそうあることではありませんので、緊張されるのも仕方のないことです。わからないことや不安なことがございましたら、受付にお尋ねいただけましたらご案内させていただきます。遠慮なさらずお声がけ下さい。
また、実際に葬儀に参列する際には、香典の準備も必要となります。香典についても弊社ブログでご確認いただけますので、是非参考になさって下さい。

「香典袋の種類・書き方」詳しくはこちら
「葬儀におけるお香典のマナー」詳しくはこちら