葬儀参列者の人数の予測

2024年04月03日
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葬儀の準備を行う際、早い段階で決めなければならないのが参列者の予測人数です。参列者の人数に合わせて、会場をはじめとする葬儀に関わる様々なことを決めていきます。見積りを出してもらう際にも、予測がきちんと出来ていれば葬儀費用の見通しも立ちます。

今回は、参列者の人数予測について考えてみましょう。

葬儀は参列者を予測するのが困難

葬儀は結婚式のように、招待状を出して参列者の人数を事前に把握することができません。故人と関係のあった方々が、故人を偲ぶために葬儀に参列してくれます。特に一般葬となると、どのくらいの人数になるのかは実際に葬儀を行うまでわからず、参列者の人数の予測をするのは難しいものです。

参列者の予測が必要な理由

葬儀を執り行うための打合せの段階で、参列者の人数を予測しなければなりません。なぜなら、葬儀の規模は参列者の人数によって決まるものだからです。予測した人数に合わせて葬儀会場を決め、おもてなしの食事や返礼品などの手配をしていくことになります。そうすることで、葬儀費用の見通しを立てることも可能になります。

参列者数の予測の仕方

参列者の人数は、故人の生前の人間関係によって決まります。
故人が生前お付き合いのあった関係者について把握していない場合には、年賀状や携帯電話の連絡先から予測していきましょう。どのような関係の方が、何人程度参列してくださるか、親族、仕事関係、友人関係、趣味やサークルの仲間、ご近所の方など、それぞれの人数を予測していくと具体的に見えてくると思います。
また、葬儀に参列するのは故人の関係者だけではありません。配偶者のご友人や、喪主の会社関係者などについても予測を忘れないようにしましょう。

参列者の人数の予測は多め？少なめ？

会場の規模や返礼品の数を決める際には、参列者の人数は、予測した人数よりも多くなった場合を想定して考えておいた方が良いでしょう。万が一、予想人数を上回る参列者となった場合でも、会場の収容人数に余裕があれば対応が可能です。また、返礼品は多めに頼んでおいても、ほとんどの場合、実際に出た数での精算をしてくれます。
反対に、通夜振る舞いの料理については、特に一般葬では全員がその場に立ち寄るとも限らないため7割程度、家族葬であれば9割程度の注文で良いと思います。参列者が多くなった場合を想定して、当日の追加注文が可能であるか、確認しておきましょう。

葬儀の形式別での参列者の目安

葬儀形式によっても参列者数は異なります。おおよその人数の目安は次のようになります。
・一般葬‥30～100人程度
・家族葬‥10～30人程度
・社葬‥100人以上
・直葬・火葬‥2～10人程度

参列者の予測ができたら受付の手配を忘れずに

参列者を予測し葬儀規模が見えてきたら、それに応じた人数の受付係を、参列者の中から誰かにお願いしなくてはなりません。一般的には、遠い親戚や喪主の友人、故人の会社関係や近所の方が務めて下さることが多いです。ですが近年、葬儀の縮小化が進み、参列する方全員が故人と近い関係性で、受付を頼める人がいないというケースが多くなっています。そのような場合、「葬儀受付代行サービス」という選択肢があることをご存知でしょうか。ご遺族様に代わり、弊社専門スタッフが「葬儀受付」をお手伝いさせていただきます。

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まとめ

葬儀の場合、参列者の人数に応じて決めていくことが多いため、事前に参列者の人数を予測する必要があります。今回ご紹介した参列者の予測の仕方を参考にしていただき、打合せの時におおよその人数がわかるようにしておきましょう。
また、おおよその人数が確定したら、受付係をお願いできる人を探しましょう。受付にお困りの際は、弊社の「受付代行サービス」をぜひご利用下さい。