「香典返しはお葬式に参列した際に渡されるもの」と思っている方も多いのではないでしょうか。本来、香典返しは「後返し」といって四十九日を待って、忌明け後に贈るものでした。しかし近年は、葬儀当日に香典返しをお渡しする「当日返し」が主流になりつつあります。
今回は、香典返しの「後返し」と「当日返し」について確認していきます。
本来の香典返し
香典返しとは、香典をいただいたことに対し、お礼の気持ちとしてお返しする品物のことです。「四十九日までの法要を無事終えることができた」という報告の意味合いもあるため、四十九日を過ぎてから「後返し」をするのが一般的でした。
近年の香典返し
近年定着している香典返しは、「当日返し」です。当日返しは、忌明け（亡くなってから四十九日後）を待たずに、お通夜や葬儀・告別式の当日、一律の香典返しの品を直接お渡しするものです。
「会葬の御礼」や「これをもって香典返しとさせていただく」といった内容が書かれた挨拶状を添え、お渡しします。
「会葬の御礼」や「これをもって香典返しとさせていただく」といった内容が書かれた挨拶状を添え、お渡しします。
「当日返し」が選ばれている理由
なぜ近年、香典返しを「当日返し」にするのが主流となっているのでしょうか。
「後返し」の場合、葬儀が終わったばかりでまだ落ち着かない中、
・香典を頂いた方のリストの作成（香典金額の把握）
・後返しの品選び
・送付先の確認、発送の手配
といったことをしなければなりませんが、「当日返し」の場合は、そういった遺族の負担が軽減されることはもちろん、
・通夜や葬儀の場で直接お渡しすることで、渡し忘れがない
・香典返しを発送する手間やコストが掛からない
といったことが挙げられます。
「後返し」の場合、葬儀が終わったばかりでまだ落ち着かない中、
・香典を頂いた方のリストの作成（香典金額の把握）
・後返しの品選び
・送付先の確認、発送の手配
といったことをしなければなりませんが、「当日返し」の場合は、そういった遺族の負担が軽減されることはもちろん、
・通夜や葬儀の場で直接お渡しすることで、渡し忘れがない
・香典返しを発送する手間やコストが掛からない
といったことが挙げられます。
当日返しをしたが、香典額が高額だった場合
「当日返し」の品は、2～3,000円のものを選ぶのが一般的です。これは、お香典額の相場が5,000円程度であることこから、半返しと考えた金額となります。ですから、高額な香典を頂戴した場合には、四十九日を過ぎたら改めて「後返し」の品を贈る必要があります。
一般的に香典返しは「半返し」ですが、香典額が高額の場合、その限りではありません。高額のお香典には、遺族への扶助の気持ちが込められています。そのため、半返しにこだわりすぎてしまうと、相手の気遣いを無視したことになり、かえって失礼にあたることもあります。高額な香典を頂いた場合の香典返しは、3分の1から4分の1返しで贈ると良いでしょう。お香典を包んでくれた方の立場や関係性、気持ちを考慮し、お返しをするのがマナーです。
一般的に香典返しは「半返し」ですが、香典額が高額の場合、その限りではありません。高額のお香典には、遺族への扶助の気持ちが込められています。そのため、半返しにこだわりすぎてしまうと、相手の気遣いを無視したことになり、かえって失礼にあたることもあります。高額な香典を頂いた場合の香典返しは、3分の1から4分の1返しで贈ると良いでしょう。お香典を包んでくれた方の立場や関係性、気持ちを考慮し、お返しをするのがマナーです。
後返しには葬儀記録書をご活用下さい
前述したように、後返しをする際は、
1、香典額を把握するためのリストを作成
2、香典返しの品を選ぶ
3、送付先のお名前・ご住所等を確認し配送の手配
といった作業が必要となります。
そこでご活用いただきたいのが、弊社の「葬儀記録書」です。葬儀記録書には、葬儀の詳細、参列いただいた方の情報、お香典の内訳明細、金額順リストなどが記載されています。金額順リストは、お香典額の多い方から順に、お香典をいただいた方のお名前・ご住所・お電話番号が記載されており、その横にカタログの品番や商品名を記入し、後返しの手配の際にご使用いただけるようになっております。
「葬儀記録書のご紹介」詳しくはこちら
1、香典額を把握するためのリストを作成
2、香典返しの品を選ぶ
3、送付先のお名前・ご住所等を確認し配送の手配
といった作業が必要となります。
そこでご活用いただきたいのが、弊社の「葬儀記録書」です。葬儀記録書には、葬儀の詳細、参列いただいた方の情報、お香典の内訳明細、金額順リストなどが記載されています。金額順リストは、お香典額の多い方から順に、お香典をいただいた方のお名前・ご住所・お電話番号が記載されており、その横にカタログの品番や商品名を記入し、後返しの手配の際にご使用いただけるようになっております。
「葬儀記録書のご紹介」詳しくはこちら
まとめ
本来、香典返しは「後返し」が一般的でしたが、近年では多くの方が当日に香典返しを渡す「当日返し」を選択しています。当日返しが選ばれている理由をいくつか挙げてみましたが、今回ご紹介している弊社の「葬儀記録書」をご活用いただけましたら、後返しの際の作業を回避することが可能です。
弊社の葬儀受付代行サービスでは、当日返しをお渡しするお手伝いもさせていただいております。葬儀受付でお困りの方や後返しの準備をスムーズにしたいとお考えの方は、ぜひ弊社のサービスをご利用ください。
弊社の葬儀受付代行サービスでは、当日返しをお渡しするお手伝いもさせていただいております。葬儀受付でお困りの方や後返しの準備をスムーズにしたいとお考えの方は、ぜひ弊社のサービスをご利用ください。